ブルベ、マラソン時々リス

発作的にマラソンのブログを始めた長距離系のおっさん

2月


はてなブログに記事を書くよう催促されたので2月の状況を。

 

2月も130kmちょっとしか走れませんでした。

2月の月間降雪量は246cmと平年値の160cmより多く、除雪作業が大変でしたわ。

 

3月はがんばろうと思いますが、雪が解けないことには・・・・と言い訳ばかり。

200kmぐらいは走りたいものです。

 


f:id:Dekacho:20210304165229j:image

 

12月と1月

今の部署は12月と1月がとても忙しいです。

ということでどちらの月も130km程度しかランニングできませんでした。

 

朝早く起きて、というのも可能なのですが、できるだけ疲れたくない、という気持ちがあり、時間があれば睡眠に当てていました。

 

また運動しないと寝付けないため、晩酌をしてしまいます。夜10時以降に胃にものをいれるのはご法度とわかってはいるのですが。

 

この2ヶ月で3kgほど太ってしまいました。

 

今日から2月。仕事も落ち着いてきたので、帰宅後ランを開始しようと思います。

Amazonのprimewordrobeを使ってみた

私のいつも履いてランニングシューズは、3E以上で28.0cm、2Eで28.5cmです。

 

地元のDEPOでは28.0cmまでしかないし、しかも価格設定が安めのものしかない。アシックスのゲルカヤノぐらいがやっとある程度。

なので札幌のゼビオドームとかに行かないといけません。

現在は不要不急の札幌への往来は自粛要請が出ているので、靴を買いに行くぐらいで札幌入りするわけにもいかず。

 

半年ほど前に通販でランシューを買い、見事サイズが合わなかった私は、それ以降試着なしでのランシューの購入をためらっておりました。

 

ということで、Amazonのprimewordrobeを使ってみたわけです。

6点まで発注することができ、送られてきた商品を試着し、気に入ったものを手元に残して購入、他は着払いでAmazonに送り返せば、購入完了です。

 

また発注時の価格が適用されるため、セール期間に発注すれば、購入決定時がセール期間を過ぎていても、セール価格で購入することができます。

 

発注したのは、

 

サロモンのトレイルランニングシューズTRAILSTER Gore-TEX


f:id:Dekacho:20201204171023j:image



 

アシックスのトレイルランニングシューズ GEL-FujiTrabuco 8 ゴアテックス

 


f:id:Dekacho:20201204171115j:image

です。

 

トレランを始めるわけではありません。雨の日、根雪になるまでの期間や融雪期間など路面がウェットの時にゴアテックスのシューズが欲しいと思ったのです。

 

Amazonのレビューをよく読み、サイズ感を確認して、発注したのは、

 

サロモンの28.0cmと28.5cm

アシックスの28.5cmと29.0cm  の計4足。

いずれも2Eです。

 

 

 

地味なサロモンTRAILSTER Gore-TEXに対して、アシックスの割にド派手なGEL-FujiTrabuco 8 ゴアテックス

どちらが私にフィットするかさっそく試着してみましょう。

 

◆足の入れやすさ

 ゴアテックスだからでしょうか。どちらも固い印象。

 

◆サイズ(縦)

サロモンのシューズは初めてでサイズ感がわかりませんでしたが、ちょうど良かったのは28.5cm。

アシックスは、愛用しているランシューであるGLIDERIDEが2Eで28.5cmなので、このシューズも28.5cmがちょうど良かったです。 が、何回も試着し直しているうちに厚めのソックスを履いてジャストフィットする29.0cmに決めました。

 

◆横幅

サロモンは少し窮屈でした。慣れると足に馴染むのでしょうか。ゴアテックスで靴自体が硬くできているので伸びないかもしれないですな。

 

◆走りやすさ

履いて走ったわけではないので、感覚的なものですが、

足の出やすさはサロモン、

クッションもサロモン

 

◆重さ

サロモンが358g、アシックスが408g

アシックスが50gも重い

 

◆履き心地

かかとの作りやシュータンの作り、足を包み込むような履き心地はやはりアシックスの勝ち。さすが日本人の足を知り尽くしている!

 

で、結局どちらにしたかというと、アシックス

 

サロモンの方が良いところが多いのですが、

ネックとなったのは、サロモンは幅が狭いということ。 他はサロモンも捨てがたいのですがね。

 

やはり私はアシックス党のようです。

 

 

 

11月のランニング

11月は初日にマラソン大会があったので、あまり頑張った感なく300km達成。

ただただ漫然と距離を重ねているだけのような気もするが。

 

スピ練入れないと速くはならないのだろうけど、もう雪も降るし、ゆるゆると走るのだ。


f:id:Dekacho:20201202103534j:image

第7回作.AC真駒内マラソン(反省編)

もう3週間以上経ってしまいましたが、初フルマラソンを振り返ります。

 

走る前に一番気になっていたこと。と言えばいわゆる「30kmの壁」についてでした。

 

レーニング不足からくる壁、糖質不足からくる壁

 

少なくとも糖質不足にはならないよう、補給食をたくさん確保しました。

 

レーニング的には、スピード練習よりは長距離に耐えられるような足作りをするための練習に重点を置きました。なので土日のほとんどの時間をLSDに割いてきました。

 

  また脂質で体を動かせるように、低糖質状態でのトレーニングを積んできました。

 

朝飯抜き、無補給(水分摂取はします)でのトレーニングを継続してきており、30kmまでは無補給で踏ん張れるようになりましたし、レース2週間前には、レースペースでハーフも走りきることができました。

 

ただ、レースペースでどこまで走れるのか?は未知数であり、レース当日の一発勝負でしたが、本番ではペースを落とすことなく、逆にネガティブスプリットでフルを完走できたのでした。

 

フル完走、Sub4に向けてのトレーニングとしては間違ってなかったのではないでしょうか。

 

今後は、どこに目標を置くかによって、トレーニングメニューは変わってくると思います。

 

今は、「Sub3.5を目指すよりは、100kmマラソンを完走したい」という思いが強いです。

 

今冬のトレーニングは、今までどおりユルユルと練習し、100kmを走破できる足を地道に作っていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

第7回作.AC真駒内マラソン(後編)

続き

 

いよいよ最終周に入ります。

 

30km地点での補給は、「アミノサウルスジェル マンゴー味(カフェイン入り) 」

疲れた体をシャキっとさせるカフェイン入りです。

味はレモン味と変わらず、うまくもなく、まずくもなく。

 

ジェルに味を求める方もいますが、私はどうでもいい派のようです。

「効けばいいよ」

 

これまでの練習での最長距離は32km。練習、本番を通じて、本当の未体験ゾーンに突入します。

このままペースを維持できればSub4は達成できるだろうなとは思っていたのですが、ボーッとしている頭で、なぜかスパートをかけることを考えていました。

(後で計算するとキロ6:20でもSub4は可能でした)

 

今年の名古屋ウィメンズで一山選手が30km過ぎに飛び出した姿を見て、いたく感動した私は、

「30km過ぎでスパートするのがサイコーにカッコイイ」ものと完全に刷り込まれており、それをやるのが当然と思ってしまっていたのです。

 

ただ

「上り&向かい風の復路でスパートしたらツラいので、下り&追い風の往路限定で」

ということになり、31km過ぎにスパートすることにしたのでした。

 

公園内の坂を上り終えると、ペースを上げれるか、走りながら足のチェックをしました。

変わらず、大腿四頭筋と股関節周りにハリは感じますが、膝、腰などの関節系の痛みはありません。

 

「行けるな」

 

ピッチを上げ、腕を振って、残っている力を振り絞ります。

 

LAP32 キロ5:00 平均心拍166

LAP33 キロ5:05 平均心拍166

LAP34 キロ4:59 平均心拍167

LAP35 キロ4:53 平均心拍168

LAP36 キロ4:52 平均心拍169

 

「30kmの壁、35kmの壁よ、来ないでくれ、お願い、お願い」とお祈りしながら、走ります。

これまでキロ当たりの平均心拍数は160台前半で推移してましたが、後半が出てくるようになりました。

 

「口から心臓が飛び出そうとは、このことだ。」

そう思いました。

 

37km手前の給水所でアミノサウルスジェル マンゴー味(カフェイン入り)を補給し、

不要かと思いましたが、念のため、40km地点の競技場に入る1kmほど手前でアミノバイタルアミノショット パーフェクトエネルギーで補給して、最後の2.195kmに備えました。

 

5km毎のラップは、35kmが25:27(キロ5:05)、40kmが26:33(キロ5:18)

往路、復路ともにベストラップで走ったのでした。

 

 

で、最後の2.195km。

 

公園内の最後の上り、キロ5:30近く。今までどおりのペースです。

坂を上りきったところで左折し今までとは違う道に入ります。

 

その道は下りの激坂なのですが、ここで今までなんともなかったハムストリングスが悲鳴を上げ、つる一歩手前になりました。たまらずスローダウン。歩きながら坂を下りました。

 

下ったところにはのこり1kmの看板が。


f:id:Dekacho:20201112110256j:image

 

前日の下見で、「必ずここに来る」と心に誓った場所でした。

 

幸い、平らなところではハムは大丈夫なようでした。

ゴールの競技場まではゆるい下り坂で、つらないように、かつ全力で走り抜けました。

LAP42はキロ4:57。つりそうになりながら走った割にはかなり速い。

 

競技場に入り、火事場の馬鹿力でさらにスピードをあげます。

最後の200mはキロ4:28。先週の10kmTTでもこれほど速く走ってません(笑)

 

ゴールは手元の時計で3'43:28。(正式タイムは3'43:12。ゴール地点では42.195kmに足りてなかったので少し余分に走りました。)

 

初フルマラソン完走&Sub4達成の瞬間でした。

 

ゴール横のテントで完走賞のTシャツと赤コーラをもらい、預けた荷物を引き取ってから、地ベタに座り込んで小休止。

 

ガス欠の体に赤コーラはうめー。なんでこんなにおいしいのでしょう。

「死ぬ前に欲しいものは?」と訊かれたら、迷わず「赤コーラ」と言ってしまいそうなほどウマい。

 

スマホを開くと、気の早いお友達から祝福の言葉が届いてました。応援Naviでリモート応援してくれていたようです。ありがたや。

 

「初マラソン完走。サブフォー達成しました。」とTwitterに投稿した後、応援Naviでカミさんの様子を確認します。どうやら順調に走っているようでした。

 

彼女は、キロ6:30で4時間30分前後を目標としてはいたものの、完走できるか不安だったようです。しかし4時間27分で走りきりました。そして35km〜40kmの5kmラップで上りなのに最速タイムで走るなど、最後までがんばったようです。スゴいね。

 

達成感が半端ないようで、帰りの車中も珍しく饒舌でした。いつもは寝てるのに(笑)

 

ゴール後、気が緩んだのか、クルマに乗り込もうとした際にハムがつってしまい、予定していた温泉には寄らずにまっすぐ家路についたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第7回作.AC真駒内マラソン(中編)

続き

 

さて、2周目になります。

1周目を終えた感想としては、まあこんなもんか、程度。

でもいつもの10kmよりはダメージ大きいかな(←ペース速いんだから当たり前)

 

まだ始まったばかりです。はりきって参りましょう。

 

パワージェルを補給すると、体が熱くなって元気が出てきたような気がします。

吸収されるのは30分ぐらい経ってからと言われているので、多分プラシーボでしょう。

いいんです。気分屋なものですから。

 

往路(10〜15km)は、1周してコースレイアウトを把握したので、下りの勾配を利用して重力に抗うことなく飛ばしてみることにしました。復路は向かい風&上りで、どうせスピードが落ちるのだからそこで休めばいいや、と。

ペースをキロ5:10近くまで上げます。

 

復路はキロ5:25を刻んでくれる方がいたので、ずっと勝手にドラフティングさせてもらいました。

なので思惑より速いペースで走れましたわ。ありがとうございます。

 

5km毎のラップは、15kmが25:53(キロ5:10)、20kmが27:01(キロ5:24)

 

いい感じではないでしょうか。

 

 

3周目に入ります。

給水所で慌てたくないので、

競技場に入る前にパワージェルで補給し、給水でお口直しをします。

 

給水は、最初の給水以降は給水所ごとに少量ずつ口に含むように行いました。毎回立ち止まって給水するのでかなりのタイムロスになっていたかと思われますが、脱水になるよりはマシでしょう。最初は水でしたが、それ以降はずっとスポドリ。口の周りがベトベトして嫌なのですが、電解質補給のために仕方ありません。

 

公園内の上りを終えるとちょうどハーフマラソンの距離になります。本番では未知の距離に入りました。

 

下りに入ると大腿四頭筋、股関節周りにハリを感じるようになりました。

ここまでは良いペースできていましたが、いつペースダウンしてしまうのか、不安が頭をよぎります。

 

さらに3周目からは、心拍が161bpmを超える時間が増えてきました。

私の使っているガーミンは、161bpm以上がゾーン5で時計の表示も赤い数字になります。赤表示に余計不安を掻き立てられます。

 

 

エネルギーが切れてきたかな、と感じて、調子が良ければ省略しようとしていた27km手前の給水所でアミノバイタル アミノショット パーフェクトエネルギー(赤いやつ)で補給します。

 

また「30kmの壁」に向けた対策として、痛み止めも服用しました。痛みはありませんでしたが、筋肉痛が緩和されればよいかと。

 

そして、この周から1時間遅れでスタートしたSub3組に抜かれるようになります。

「おぉぅ、みんなヴェイパー履いとる」

独特の着地音がして、「あっ、Sub3組が来たな」とわかります。邪魔にならないように道の脇に寄って走るようにしました。

  

5km毎のラップは、25kmが26:12(キロ5:14)、30kmが26:54(キロ5:22)

 

復路も、Sub3組に釣られてかペースダウンすることなくまとめられたと思います。

 

後編へつづく